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無題

月光密造の夜

 時間が経った今でも思い返すとよかったなあ、としみじみ思う月光密造の夜。忘れないうちに記録も兼ねて記事にして残しておくことにした。

 

 8/24 出張版 月光密造の夜 〜名古屋編〜 @名古屋CLUB QUATTRO

 

ミツメ

 最初はミツメからスタート。まず 2曲目「ブルーハワイ」から「cider cider」へのシームレスな繋ぎにテンションがぶち上がり。ライブ前日にアップされたライブ映像を見てライブに臨んでしまったのでなんとなく知ってはいたんですが、映像で見るのと実際に体験するのとではまた感動も別物。音源だと淡々とした印象が強いミツメですが、ライブだと演奏にも熱やエネルギーがこもっているように感じ自然と身体がのってくる。期待以上のライブパフォーマンスに痺れる。

 そして中盤では「密造盤」収録のカバーが2曲とも披露されました。通常のライブで今後やることはあんまりなさそうな曲なので観ることができてよかった。

 

<セットリスト>

1.クラゲ

2.ブルーハワイ

3. cider cider

4.忘れる

5.次やったら殴る(カバー)

6.どうしてこんなに晴れているのに(カバー)

7.めまい

8.ささやき

9.Disco

10.煙突

 

 大好きなバンドでありながらも今回が初のミツメのライブ体験でしたが、好きな曲も大体やってくれたし演奏も音源から更に磨き抜かれ、洗練されたものに仕上がっており大満足でした。とりあえず「ブルーハワイ」と「忘れる」は早いとこ音源化していただきたいところ。

 

スカート 

 知っている曲は少なかったものの、ひたすらポップでグッドな演奏&曲に浸っていられる心地よい時間を過ごすことができた。特にドラムは観ていて気持ち良いほどの叩きっぷり。そんな楽曲のイメージとのギャップもよし。

 スカートのラストは「スキルアップ」。トリプルファイヤーの曲をかっこ良く歌いあげられる人間はそう多くないでしょう。圧巻の演奏でした。

 

トリプルファイヤー 

 開演前に「トリプルファイヤーはトリではないだろうな」と勝手に予想していたらまさかのトリ。ボーカル吉田さんの「なんなんだこいつは…」と言いたくなるようなパフォーマンス、立ち振る舞いが完全にツボ。近くにいた外国人男性も楽しそうで何よりでした。

  そしてセットリストは新曲多め。それでも観る人の心をガッチリ掴んでしまうさすがのライブパフォーマンス。そのあたりはタイトな演奏で楽曲にほどよい緊張感をもたらす楽器陣の功労も大きいはず。ボーカルも演奏もへろへろだったらここまで魅力的にはならないでしょう。  

 

 今回クラブクアトロに初めて入ったのですがゆったりとライブを楽しみたい人にも居心地がよさそうな、なかなか好みな雰囲気だったので是非ともまた足を運びたい。というか観るライブの本数そのものを徐々に増やしていきたい所存。そんな風に思える楽しい夜でした。